ご あ い さ つ
発注者の皆様をはじめ社会から信頼される会社をめざしてます。
(推定樹齢300年以上のカツラの巨木)
弊社は昭和45年(1970年)に設立され、現在53年目を迎えた会社です。弊社の主たる業務は森林に関する測量、調査設計などです。会社設立当時は水力発電所や送電線などの電力関連施設、スキー場やゴルフ場などのレクリェーション関連施設に係る測量・調査と、関連する保安林解除申請書作成や林地開発許可申請書作成が主力業務でした。
近年では治山・林道に係る測量・調査・設計をはじめとする治山・林道工事に加え、森林モニタリング調査や環境アセスメント業務に取り組み、更に最近では風力、地熱、小水力等の再生可能エネルギー発電施設に係る測量・調査・設計及び保安林解除申請書等作成手続きなどの幅広い分野において、森林に関する総合コンサルタントして業務を展開しているところであります。
いま地球的規模で温暖化対策が喫緊の課題の中、我が国は2050年にカーボンニュートラル、そして2030年は温暖化ガス排出量の削減目標を2013年度比▲46%とし、▲50%にも視野にチャレンジする政府目標を宣言しております。
加えて、近年は豪雨などの異常な自然現象による、激甚な災害が多発しており、森林を適切に造成・維持して国土の強靭化を図る必要があるなど、森林分野における取り組みの重要性はますます高まっております。
更に、今年7月27日に国連のグテーレス事務総長は、7月の世界の月平均気温が過去最高を更新する見通しになったことを受けて、『地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た。』と警告しております。
今や温暖化対策や国土の強靭化対策は、「待った無し」の状況に至っていると言える中で、送電線網の充実や再生可能エネルギー発電施設の適切かつスムーズな設置、治山施設、林道施設の整備を通じた森林の造成・維持に向けて、弊社が貢献できるものと確信しております。
このためには、弊社の社員一人一人が森林のエキスパートとして、業務を的確に遂行し、その結果として、発注者の皆様をはじめ社会から信頼される会社になることを目指して、日々研鑽を積んで誠心誠意取り組んでまいります。
2023年11月1日 株式会社興林 代表取締役 星健一